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コンパックコンピュータ、ウェブとの連携を強化したデータベース管理システム『Cache Ver.3.2』を発表

2000年05月09日 00時00分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は8日、米インターシステムズ社と共同開発したデータベース管理システム(DBMS)『Cache(キャシェー) Ver.3.2』を発表した。価格は38万円(5ユーザーライセンス)からで、5月末に出荷を開始する。

同製品は、1998年に初出荷したDBMS『Cache』の最新バージョンで、Eビジネス用システムを開発するための機能を強化した。特に、データベースとウェブを直接接続するための開発ツール“WebLink/Developer”を標準搭載し、ウェブアプリケーション構築で必要となるセッション管理を自動化したという。また、WebLink/Developerは、標準暗号プロトコル“SSL”をサポートし、セキュリティーを確保したEコマースサイトを構築できるとしている。さらに、オブジェクト指向技術を採用した独自のスクリプト言語“Cache ObjectScript”により、オブジェクト指向のデータを格納し、これをJavaやCOMなどの業界標準のオブジェクトとしてアクセスできるという。今回のバージョンアップでは、従来のWindows NT版、Compaq Tru64 UNIX版のほか、新たにWindows 2000版とLinux版が加わった。

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