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ブリティッシュ・テレコム、英国における次世代携帯電話事業免許を取得

2000年05月02日 00時00分更新

文● 編集部

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日本BT(株)は、5月1日、英ブリティッシュ・テレコム(BT)社が4月27日(現地時間)付けで、英国における次世代携帯電話事業免許を取得したと発表した。これにより、今回取得した事業免許と既存のGSMの事業免許とあわせ、高品質、低価格の“モバイル・マルチメディア・サービス”を実現するとしている。

これに先立ち、BTは4月26日(現地時間)、インターネット関連事業部門であるBTオープンワールドが、大規模市場を対象とするブロードバンド・ポータル、高速インターネットサービスを7月に開始すると発表した。BTオープンワールドは、ADSL技術をベースとしたトータルなカスタマーサポートを特徴としている。今回発表したサービスのために、50社以上とブロードバンド・コンテンツ契約を結び、技術分野においても米マイクロソフト、米ネットスケープ、米オラクルなど、16社の企業と戦力的提携を結んでいる。さらに、WAP方式の携帯電話を含むさまざまな機器からアクセスでき、コンテンツとアプリケーションのゲートウェイとなる独自の“パーソナル・オープンワールド・ポータル”を開発し、2001年はじめまでに提供するとしている。価格は一般、個人事業者向けサービスで月額39.99ポンド(約6750円)、小規模事業者向けサービスで月額99.99ポンド(約1万6870円)。

またBTオープンワールドは、他企業と提携し、ブロードバンドアプリケーションの開発のための研究開発拠点を新たに設立すると発表した。フランスのアルカテル社、スウェーデンのエリクソン社、米ルーセント・テクノロジーズ社、米ニューブリッジ・ネットワークス社とともに、開発センター設立にそれぞれ200万ポンド(約3億3800万円)相当の投資を行なうとしている。

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