日本電気(株)の社内カンパニーであるNECソリューションズと(株)宝島社は、NECの総合インターネットサービス“BIGLOBE”で、デスクトップキャラクター機能を搭載した電子メールソフト『メイルドール』の正式版を5月15日に提供開始する。
メイルドールは、大正時代の日本の雰囲気をかもし出す“こわいい”(“かわいい”と“こわい”を混合した造語)キャラクター、“みよ”と“みつる”がメールの送受信を行なうメールソフト。みよとみつるはPC起動時に、デスクトップキャラクターとして画面上に常駐する。
みよ(左)とみつる(右)。ほうっておくと機嫌が悪くなったり、病気になったりするらしい。こわいい外見が受けたのか、評価版利用者の半数が女性とのこと |
BIGLOBEでは、BIGLOBE会員を対象としたコミュニティーサイト“メイルドール村”を開設し、同サイト上でメイルドール正式版を提供する。メイルドール村の利用料金は月額300円で、5月中は利用料金が無料となるキャンペーンを実施する。
メイルドール村では、キャラクター用の追加アイテム(おもちゃやおやつ)のダウンロードや、季節/歳時に関する参加型イベントの開催、メイルドール仲間を見つけられる掲示板、メールマガジン“メイルドール新聞増刊号”といったサービスを提供する。
また、今夏以降はチャットサービスやメイルドール独自のアドレス発行、オリジナルキャラクターグッズの販売なども行なうとしている。
BIGLOBEでは、1月24日よりメイルドールの評価版を無償提供しており、ダウンロード件数は4月中旬までで8万件になるという。