米マイクロソフト、2000年度第3四半期の決算を発表－－売上高は前年同期比23%増の56億6000万ドル

マイクロソフト(株)の21日付け発表資料によると、米マイクロソフト社は現地時間の20日、2000年度第3四半期(2000年1月～3月)の決算を発表した。それによると、売上高は56億6000万ドル(約5940億円)と、前年同期比23%の増収となった。一方、純利益は23億9000万ドル(約2510億円)と、前年同期比24%であった。

同社の分析によると、今期牽引役となったのは、Windows 2000 Professionalに対する小売の需要と、Office 2000のライセンス販売。一方で、最高財務責任者であるジョン・コナーズ(John Connors)氏は、今期の財務状況に関して「当四半期中、企業向けパソコンの需要に顕著な変化がなく、対OEMの売上は低調だった」とコメントを寄せている。今期のOEM部門の売上高は16億7000万ドル(約1750億円)で、前年同期比で5%増だった。

• 米マイクロソフトのニュースリリース