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米インクトゥミ、次世代のウェブ検索アーキテクチャー“GEN3”を発表

2000年04月12日 00時00分更新

文● 編集部

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インターネット関連ソフトの開発会社である米インクトゥミ社は11日(現地時間)、ウェブ検索アーキテクチャー“GEN3”を発表した。GEN3アーキテクチャーは、ポータルサイトなどの検索サービスに利用される検索インデックスの技術。同社の中核技術“Coupled Cluster”と“Concept Induction”をもとに構築され、従来より検索結果の的確性を強化したという。Coupled Cluster技術は、同社の供給する検索エンジンの基礎となり、複数のワークステーションを接続し、並列で稼動させ、1台のコンピュータとして機能させるもの。一方、Concept Induction技術は、Coupled Cluster機能を用いて、インターネット上の膨大な情報を概念的に分類し、利用価値の高いウェブを抽出し、的確な検索結果を出せるよう検索インデックスに反映させるもの。同社では、GEN3アーキテクチャーを用いて、10億以上のウェブページ間の数十億のリンクを分析し、その結果を同社の検索エンジンに反映させたという。なお、GEN3アーキテクチャーを用いた検索エンジンの顧客への提供は、5月に開始される予定。同社の顧客は、アメリカンオンライン、ライコス、MSN、NTT、Yahoo!など。

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