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日本SCO、ウェブベースのアプリケーション管理ソフト『Tarantella Enterprise II』日本語版の販売を開始

2000年04月10日 00時00分更新

文● 編集部

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日本SCO(株)は、ウェブブラウザー経由でアプリケーションの利用を可能にするソフト『Tarantella Enterprise II』の日本語版(以下、Tarantella Enterprise II-J)の販売を4月28日に開始する。同製品は、認定ディストリビューターと認定リセラーを通して販売される。

Tarantella Enterprise II-Jは、企業のサーバーで動作するWindows、UNIX、メインフレーム上のアプリケーションを、社員、顧客、取引先企業などがウェブブラウザーを用いてネットワーク経由で利用可能にするソフト。同製品はUnixWare 7がインストールされたPC/AT互換機で動作し、クライアントはJavaをサポートしたウェブブラウザーが動作すれば機種を問わない。Windowsサーバーとの接続にRDP、UNIXサーバーとの接続にX WindowやVT100、メインフレームとの接続にTN3270を標準プロトコルとして採用し、アプリケーションの改造は不要である。また、同製品を導入すれば、システム管理者は異機種の全アプリケーションを集中管理できる。オプションの『Tarantella セキュリティパック』(5ユーザーの価格3万8000円)により、SSL、RSA暗号サービスもサポートする。

価格は、25ユザーライセンスのベースパックと、UNIXおよびWindowsのコネクティビティパック(25ユーザー)をセットにした『Tarantella Enterprise IIスターターパック』が89万円。同スターターパックに、3270コネクティビティパック(25ユーザー)を追加した『同スターターパックプラス』が112万円。また、ベースパックが10ユーザー15万円~。UNIX、Windows、3270のコネクティビティパックがそれぞれ10ユーザー10万5000円~。60日間無料の評価ライセンスを含んだ『Tarantella Enterprise IIメディアキット』が3500円となっている。そのほか、評価ライセンスを含んだソフトウェアモジュールの無償ダウンロードサービスを28日に開始する。

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