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米ゼイペックス、Linux対応MPEG-2エンコーダーボード『ZL-330』を発表

2000年04月07日 00時00分更新

文● 編集部

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ブラザー工業(株)は6日、同社の完全子会社の米Zapex Technologies社(以下、ゼイペックス)がLinux対応MPEG-2エンコーダーボード『ZL-330』を開発し、米国で4月初旬に発売すると発表した。価格はオープン(予想価格は1万ドル程度、日本円で約105万円程度)。日本では今年夏に発売予定。

『ZL-330』『ZL-330』



同製品は、映像と音声を同時にMPEG-2エンコード可能なPCIボード。Red Hat Linux 6.1に対応し、ビデオサーバーなどの各種放送/通信システムに利用できる。ゼイペックスが独自開発したMPEG-2圧縮アルゴリズムにより、高い圧縮率でも画質を損なうことがないという。また、同ボートを搭載したパソコンに、DVB-ASI、TCP/IP、SMTPE-310などのネットワークカードを組み込めば、放送/通信システムで用いる各種プロトコルに対応するという。ゼイペックスは、10日からラスベガスで開催される全米放送機器展“NAB2000”に、同ボードを使った放送システムとビデオサーバーシステムを展示する予定。

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