米マイクロソフト社(MS)と米テキサス・インスツルメンツ社(TI)は23日、TIのDSP(Digital
Signal Processor)を『Windows CE』アプリケーションで利用するシステムの開発支援について、相互に協力すると発表した。
これにより、Windows CEでTIのプログラマブルDSP技術を利用することが容易になり、次世代インターネット端末やブロードバンド/マルチメディア機能を実現する幅広い組み込みシステムの開発を促進できるという。
具体的には、Windows CEアプリケーションの開発者が、TIが2月に発表したDSPコア『TMS320C55x』を搭載した“Open
Multimedia Application Platform(OMAP)”での、ワイヤレスインターネット接続用プログラム設計が可能になる。これにより、デジタルオーディオ、電子商取引、リアルタイムのビデオストリーミングなどの機能を、ワイヤレス携帯機器に搭載できることになるとしている。