米インプライズ社は14日(現地時間)、Java開発ツール『JBuilder 3.5』を発表した。同製品は、Java
2に対応した100パーセントピュアなJavaアプリケーションをビジュアル環境で開発できるツールの最新版。新たにLinuxにも対応し、1パッケージでWindows、Solaris、Linuxのクロスプラットフォーム環境で開発が可能になった。
開発環境のユーザーインターフェースである“AppBrowser”では、Emacs風キー割り当てが利用できるほか、CORBAによる分散アプリケーションが開発できるVisiBroker
for Javaがバージョン4.0になった。対応OSは、Windows 98/NT 4.0、RedHat 6.x、Mandrake
6.x/7.0、Solaris 2.6/7。
価格は、JBuilder 3.5 Enterpriseが2499ドル(約25万7000円)、JBuilder 3.5
Professionalが799ドル(約8万2000円)。JBuilder 3.5 Foundationは同社のウェブページで無料でダウンロードできる。インプライズ(株)によると、日本語版は4月頃に発表を行ない、1、2ヵ月遅れ程度で提供する予定だという。