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NTTコムウェア、IT分野向け研修ポータルサイト“学ぶ.com”を開設、サイトから研修の申し込みが可能

2000年03月09日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションウェア(株)(NTTコムウェア)は、既存のIT分野向け研修事業を拡大し、研修/育成ポータルサイト“学ぶ.com(マナブドットコム)”を開設、本日報道関係者向けに説明会を行なった。

学ぶ.comは、同社が行なっている研修コースの内容、研修の開催日時/場所など、研修に関する詳細を閲覧できるほか、各コースへの申し込みをサイト上で行なえる。サイト上で任意のコースを選択し、申し込みボタンをクリックすると、申し込み専用フォームが表示される。必要事項を入力して送信すると、申し込み完了となり、後日受講票と振込用紙が郵送される仕組み。サイトでの申し込みは10日から可能で、実際の研修は5月1日から順次行なわれる。

“学ぶ.com”トップページ画面
“学ぶ.com”トップページ画面



また、ネットワークコンピューター用語のオンライン辞典“Words ONLINE”が用意されており、用語を入力すると、その用語の読みかたと意味、関連用語が表示される。登録語数は1500語。同社はこの“Words ONLINE”専用サイトも同時に開設、専用サイトではキーワード検索のほか、分野別の索引、情報/通信関連のウェブサイトのリンク集が用意されている。

学ぶ.comで申し込める研修コースは、ネットワーク構築技術やプロトコル技術などを学べる“ネットワーク”、C言語やJavaのプログラミングを学べる“プログラミング”、SQL言語やOracle、Microsoft Accessについて学べる“データベース”、システム設計やプロジェクト管理に関する知識を学べる“開発・管理”、ホームページ設計やマルチメディアコンテンツの作成について学べる“マルチメディア”、ウイルス対策やプライバシー保護、PC組み立て操作などについて学べる“情報リテラシー”の6カテゴリー、55コース。同社の社員で、実際に最新の技術開発を担当している人たちが講師となり、基礎から応用までを体系的に学べるようになっている。研修料は1万8000円~3万3000円。研修会場は、東京/麻布、千葉/幕張、京都/南区の3ヵ所が用意されている。

説明を行なった同社人事部研修センタマネージャの宮永久人氏は、「研修コースは、技術者や開発者、営業担当者向けとなっている。当社の社員が持っているノウハウを一般ユーザーにも提供したいと考えている。実際に開発を行なっている人間が講師として教えるので、最先端の技術を提供できる。今年度の売上目標は1億1000万円。将来的には研修プログラムそのものをオンライン上で行なえるようにしていきたい」としている。

NTTコムウェア人事部研修センタマネージャの宮永久人氏(右)と、同サブマネージャの石川哲也氏(左)
NTTコムウェア人事部研修センタマネージャの宮永久人氏(右)と、同サブマネージャの石川哲也氏(左)

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