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東芝、Read While Write機能搭載の64MbitNOR型フラッシュメモリーの量産を開始

2000年03月03日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)東芝は、データの書き込みと読み出しを並行して行なえるRead While Write機能を搭載した64MbitのNOR型フラッシュメモリー『TC58FVT641』など2品種を、3月からサンプル出荷し、4月から量産すると発表した。サンプル価格は6000円。

NOR型フラッシュメモリーは、おもに携帯電話などの携帯情報機器のプログラムやファイル用のメモリーに使用される。今回搭載されたRead While Write機能は、17のバンクで構成されたメモリーにおいて、あるバンクへの書き込みまたは消去中でも、それ以外のバンクからデータを読み出せるというもの。これにより、携帯電話に電話番号などを保存中に着信しても、保存処理を止めることなく通話処理が可能になるという。同社では、0.2μmプロセスや埋め込み素子分離技術を採用することで、この種の量産タイプとしては業界最小のセルサイズを実現したとしている。動作電圧は2.7~3.6Vで、アクセス時間は100nS。

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