(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は3月2日、プレイステーション・ドットコム・ジャパン(株)(以下、PS.com)が運営するウェブサイト“PlayStation.com”で顧客情報の流出があったことを公表した。
受注番号から顧客情報が漏出
SCEによると、PS.comのウェブサイトの設計および運営を委託している、日本アイ・ビー・エム(株)の施設内のサーバーに対して、他人の受注番号を使用した不正アクセスがあり、顧客の配送先情報の一部が漏出した痕跡が認められたという。配送情報以外のデータは別のデータベースに蓄積されていたため、配送情報以外は漏出していないとしている。PS.comでは3月1日17時22分に、不正アクセスを防ぐ対策を既に取っており、漏出は防止されたという。既に漏出した顧客のデータについては、特定作業を進めている段階としている。
3月4日に届くようにPS2を配送開始
PS.comは、3月4日の発売日にプレイステーション2が手元に届くように予約した顧客に対して、配送を開始した。これは、同ウェブサイトのアカウント情報ページで確認できたもの。記者の予約の場合、3月1日に“出荷済み”となっており、3月4日に日付指定で配送されるものと思われる。 |
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| “出荷済み”の字が見える |
