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【CeBIT 2000レポート Vol.2】独シャープ、CMOSセンサー搭載のWindows CE機『HC-7000』を発表

2000年02月23日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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シャープ(株)の現地法人である独シャープは23日(現地時間)、Windows CEを搭載した“ハンドヘルドPC”の新製品『HC-7000』を発表した。35万画素のCMOSセンサー型カメラを搭載し、静止画を撮影できるのが特徴。発売時期は2000年8月、価格は未定。日本では“Telios”シリーズの新製品となるが、発売時期などは現時点では不明。

見た目は東芝の『Libretto ff』に似ている 見た目は東芝の『Libretto ff』に似ている



HC-7000は、OSにWindows CE Handheld PC Proを搭載。CPUは148MHz動作のMIPSを採用し、32MBのSDRAMメモリーを装備した。7.1インチのTFT液晶ディスプレーを搭載し、800×480ドット(6万5536色)の表示が可能となっている。

特徴は、キーボード奥に装備された35万画素CMOSセンサーだ。静止画を撮影し、メールに添付して送るといったことが可能で、同社では報道関係者のツールとして最適だとしている。動画撮影には対応していない。

液晶ディスプレー部分は180度回転し、こんな使い方も可能になる 液晶ディスプレー部分は180度回転し、こんな使い方も可能になる



バッテリーはリチウムイオン充電池を使用し、約8時間の使用が可能としている。インターフェースはシリアル、赤外線(IrDA/IrTRAN-P)に加えUSBを装備。ステレオヘッドフォン端子を備え、MP3ファイルの再生にも対応する。

サイズは幅213×奥行き130×高さ28mm、重さ820g(バッテリー込み)。

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