メガソフト(株)は、家庭用3D住宅シミュレーションソフト『3DマイホームデザイナーPRO』の後継商品として、業務用3D住宅シミュレーションソフト『3DマイホームデザイナーPRO
Version2』を4月14日に発売すると発表した。価格は4万8000円で、対応OSはWindows
95/98/NT 4.0/2000。
『3DマイホームデザイナーPRO Version2』 |
'96年に発売した家庭用ソフトは、一般ユーザーが住宅をデザインし、その完成イメージを同ソフトのデータとして工務店などに持ち込むことができるというもの(価格は9800円)。今回発売する製品は、建築業者が施主のデータを引き継ぎ、より完成度の高いプランの作成を可能にするという。
同製品は、(株)INAXなどメーカー16社の協力により、実在商品を含む、建具・家具・衛生陶器などの3Dパーツや建材・インテリア装材などのテクスチャーを合計4000点収録する。住宅の間取りプランを3D化し、インテリアやエクステリアのデザインを行なえる。
実在商品のイメージや質感を再現し、名称・型番・金額などの属性情報の参照が可能なテクスチャーマッピング機能、パース図の作成・印刷のためのレイトレースレンダリング機能、仮想3次元空間を歩き回れるウォークスルー機能を搭載する。
画面イメージ |
また、2次元DXF(drawing interchange file)入出力機能・JW_CADデータ入出力機能・スキャナー読込機能などのほか、通り芯単位での設計も可能な間取り作成機能や家相診断機能などを搭載する。
なお、同社のホームページでは、パーツリクエストサービスを実施しており、1000点以上のダウンロードフリー素材を公開している。今後は、同製品を利用した実例や建築系プロユーザーの紹介などのサービスも展開していく予定としている。