このページの本文へ

日立グループ通信関連3社が合併、“日立国際電気株式会社”へ

2000年02月16日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

国際電気(株)、日立電子(株)、八木アンテナ(株)の3社は14日、3社対等合併することで合意に達した。2000年10月1日に、新会社“日立国際電気株式会社(仮称)”として新たなスタートを切ることになる。

日立グループは昨年11月に発表した中期経営計画“i.e. HITACHIプラン”に沿って事業構造の変革を進めている。今回の3社合併は、その経営計画にのっとったもの。新会社では、各社の事業を全面的に継承した上で、ワイヤレスコミュニケーション分野で新規事業の開拓を進めていくとしている。具体的には、データ通信の増大に対応したIPネットワークシステムに関する事業や、光プロダクト事業、ネットワークソリューションサービス事業の強化を検討しているという。

日立国際電気(仮称)の資本金は、当初予定で100億円。3社とも対等な立場での合併となるが、法手続き上は国際電気を存続会社とする吸収合併方式で、日立電子および八木アンテナは解散となる。合併比率は、国際電気1株に対し、日立電子0.44株、八木アンテナ0.52株。新会社の代表取締役社長には、国際電気代表取締役社長の遠藤誠氏が就任する。当初予定の従業員数は4100名で、これは合併前3社の従業員の総和とほぼ同じ。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン