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楽天、“楽天市場”における出店企業向けの集荷・配送システムを佐川急便と日本通運の2社と構築

2000年02月15日 00時00分更新

文● 編集部

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楽天(株)は15日、佐川急便(株)と日本通運(株)の2社と契約を交わし、インターネットショッピングモール“楽天市場”におけるインターネット通販の一貫した商品配送システムを構築および、出店する2000社以上の企業に対して、配送料金の特別設定も含めたサービスの提供を3月中旬に開始することで合意した。

今回の合意により、楽天市場の出店店舗がインターネット上で受ける注文情報を処理する“受注管理画面”からボタンひとつで、あらかじめ指定しておいた佐川急便または日本通運のセンターに“集荷依頼”と“配送伝票処理”を要求することが可能となる。これにより、これまでは手書きで行なっていた伝票処理の効率が上がり、出店店舗のコストセーブに貢献するとしている。

また、“楽天市場特別統一運賃”を設定し、楽天市場に出店する店舗であればどの店舗でも、この統一運賃で商品の発送を行なえるようにする。これにより、購入者の送料負担が軽減され、購買意欲を促進する効果があるとしている。

同社では、現在の出店店舗のうち800社から1000社がまず移行し、最終的には楽天市場出店店舗全体の85パーセント以上がこのサービスを利用すると考えているという。

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