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富士写真フイルム、131万画素CCDと3倍ズームレンズ搭載のデジタルカメラ『FinePix1400Z』を発表

2000年02月15日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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富士写真フイルム(株)は15日、131万画素CCDと3倍ズームレンズ搭載のデジタルカメラ『FinePix1400Z』を発表した。機能を絞り込んで操作を簡単にしたエントリーモデルで、CCD画素数が少ない分、出力画像データのサイズも小さいため、ウェブに載せる画像やメールに添付する画像を撮影するのに向いているとしている。発売は3月21日で、価格は5万6000円。

ボディーは35mmのコンパクトカメラタイプ。大型のレンズカバーは、撮影時にはグリップになるよう設計されている ボディーは35mmのコンパクトカメラタイプ。大型のレンズカバーは、撮影時にはグリップになるよう設計されている



搭載CCDは131万画素の1/2.7インチ正方画素タイプで、原色フィルターを採用。記録画素数は1280×960ピクセルと640×480ピクセル。画像ファイル形式はJPEGに対応する。8MBのスマートメディア(別売り)を使用した場合の記録枚数は、1280×960ピクセルの“FINE”モードで12枚、“NORMAL”モードで24枚、“BASIC”モードで46枚。640×480ピクセル時では、それぞれ46枚、89枚、141枚となっている。

搭載レンズは“フジノン”ブランド。焦点距離f6.29~17.3mm(35mmカメラ換算で38~114mm相当)の3倍ズームレンズで、2倍のデジタルズームと合わせて最大6倍のズーム撮影が可能だ。最短撮影距離は、通常時で約80cm、マクロ時で約10cmとなっている。

エントリーモデルながら、同社独自の“シーン自動認識オートホワイトバランス”“シーン自動認識AE”を搭載している。色合いと明るさが最適になるよう、さまざまな撮影条件に適した設定を自動的に行なってくれるという。

露出制御は、分割測光によるプログラムAEのみだが、“マニュアル”モード時には-0.9~+1.5EVの範囲で0.3EVステップの露出補正が可能。同モード時には、ホワイトバランスも7ポジションを任意に切り替えて撮影できる。ストロボはスローシンクロ撮影機能も備え、夜景など暗い背景を活かした撮影も可能になっている。

ボタンが少なくシンプルな裏面 ボタンが少なくシンプルな裏面



1.6インチの液晶ディスプレーに加え、実像式の光学ファインダーも装備。パソコンとの接続はUSBに対応し、オプションのUSBインターフェースセット(オープン価格、実売予想価格は8000円程度)に付属する専用ケーブルを使用して接続する。

電源は単3型電池に対応し、アルカリ電池とニカド充電池、ニッケル水素充電池が利用できる。同社によると、同梱のアルカリ電池使用時の撮影可能枚数は、液晶ディスプレーオン時で約180枚、オフ時には約450枚の撮影が可能としている。

サイズは幅125×奥行き39×高さ65mm、重さ約250g(スマートメディア、電池含まず)。

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