コンパックコンピュータ(株)は8日、Windows環境での学校向け情報教育支援ソフト『CAMPUS
ESPer(キャンパス・エスパー)』シリーズのWindows 2000対応版として、機能拡張版の『CAMPUS
ESPer v5.1』と、小・中・高校向けの『CAMPUS ESPer Lite v5.1』の出荷を、2月18日に開始すると発表した。価格は、同
v 5.1が198万円(21台教室用)からで、同 Lite v5.1が75万5000円(21台教室用)から。
CAMPUS ESPerは、LANで構成されるコンピューター教室において、数台から数百台の生徒用パソコンを、1台の教師用端末から一括管理できるソフト。文書ファイル教材の配布・回収機能やレポート提出機能などのコミュニケーション支援機能のほか、生徒用パソコンの画面を教師用端末へリアルタイムに表示させる機能などを搭載する。また、教師の操作は、ほとんどマウスで行なえる。
CAMPUS ESPer v5.1は、従来のWindows 95/98/NT対応に加え、Windows 2000に対応している。また、マイクロソフト社の“Windows
Media Technologies”に対応しており、市販のビデオキャプチャーなどを使用して、ビデオ影像などの動画をすべての生徒に一斉に配信することができる。そのほかにも、教師用端末から、生徒用パソコンのウェブブラウザーを一斉に起動し、教師用端末で指定したURLのウェブサイトを表示させる一斉ブラウザー機能、フルカラー対応画面転送機能などを搭載する。
なお、同シリーズは、年2回のバージョンアップを行ない、新しいコンピューター教育の形態を提供していくという。