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BCN総研、インターネット上の金融/決済サービス利用について調査、オンラインバンキングに高い評価、オンラインのクレジットカード決済はセキュリティーに不安

2000年02月07日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は4日、PCユーザーを対象したインターネットによる金融/決済サービスについての意識調査を'99年12月16日に実施、その結果を発表した。

インターネット上の金融/決済サービス利用経験者に、各サービスの評価を、最高5点とした5段階評価で聞き、平均得点化した結果は、1位が“店頭でのクレジットカード決済”で4.55点、次いで“インターネットでの株式売買”が4.4点、“インターネットによる銀行残高照会”が4.28点となった。

一方、未経験者に今後の利用意欲を聞いたところ、“インターネットによる銀行残高照会”(3.77点)がもっとも高く、次いで“インターネットによる銀行振込/振替”(3.61点)となっている。

同社では、経験者/未経験者とも、銀行業務のオンライン化に高い評価/関心を持っている一方で、オンライン上のクレジットカード決済に関しては、経験者が高く評価しているのに対し、未経験者はいまだにセキュリティー面に不安を持っていると分析している。

また、店頭決済におけるICカード型電子マネーやデビッドカードの利用については、“利用したいが自分の住んでいる地域ではまだ利用されていない”といった不満の声が多数あり、今後の利用に対する勢いが見込まれるという。

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