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日本ビクター、334万画素のデジタルカメラ『Pixstar GC-X1』とデジタルプリンターを発表

2000年02月04日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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日本ビクター(株)は4日、334万画素のCCDを搭載したデジタルカメラ『Pixstar GC-C1』と、デジタルプリンター『GV-SP2』を発表した。『Pixstar GC-C1』の価格は12万5000円、『GV-SP2』はオープンプライス(予想実売価格は約5万円)。出荷は3月上旬から。

擬似600万画素モードも

『Pixstar GC-C1』は、1/1.8インチの334万画素CCDを搭載し、2032×1536ピクセルの撮影に対応している。レンズは、ガラス非球面レンズ2枚を使用した2.3倍のズームレンズを搭載。35mmスチルカメラ換算値37mm~86mm、F2.8~3.8の明るさに相当するという。

Pixstar GC-C1Pixstar GC-C1



同製品は3つの“高画質静物撮影モード”を採用している。(1)334万画素CCDの画素をずらし、露光を2回行なうことで、擬似的に600万画素相当の画質を実現する“ピクセルシフトモード”、(2)数十秒の連続露光を行ない暗い撮影で発生しがちな電子ノイズを排除する“ノイズリダクションモード”、(3)黒つぶれや白とびを軽減する“ワイドレンジモード”。

液晶画面は2インチポリシリコン液晶ディスプレーを採用。端子はビデオ端子とUSB端子、専用プリンター端子を搭載している。専用プリンター端子を介して、デジタルプリンター『GV-SP2』と直接接続し、プリントアウトすることが可能。

記録媒体には“スマートメディア”を採用しており、16MBの容量で、2032×1536ピクセルの非圧縮を1枚、ファインモードで16枚、スタンダードモードで20枚を撮影できる。最大で64MBまでのメディアに対応しているという。なお、同製品にはスマートメディアは付属していない。

また、動画も記録できるようになっており、160×120ピクセルの動画を録画できる。バッテリーは専用のリチウムイオンバッテリーを利用する。サイズは幅108×奥行き57×高さ64mm、重さ320g。

“フチなしプリント”に対応

同時に発表されたデジタルプリンター『GV-SP2』は、最大100×150mmサイズの印刷に対応している。プリント方式は昇華型熱転写方式で、プリント階調は各色256階調。310dpiのヘッドを搭載しており、230万画素相当の出力が可能という。

GV-SP2GV-SP2



印刷は、写真のような“フチなしプリント”に対応しており、印画紙前面にプリントできるとしている。用紙はキングサイズとLサイズ、シール紙に対応。枠無しのキングサイズで1220×1828ドットのプリント画素数となっている。

入出力端子は、プリントデータ専用端子とUSB端子を装備。サイズは幅262×奥行き262×高さ79mm、重さが約2.3kg。

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