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沖電気工業と富士通、移動通信システムを開発する新会社を設立

2000年02月03日 00時00分更新

文● 編集部

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沖電気工業(株)と富士通(株)は2日、第3世代移動通信“IMT-2000(International Mobile Telecommunications 2000)”を主体とした移動通信システムのハードとソフトを開発する新会社“株式会社モバイルテクノ”を、1月19日に設立したと発表した。資本金は2億円。出資比率は、沖電気が65パーセントで富士通が35パーセント。

IMT-2000は、2001年にサービスを開始する予定とされている。両社は、第二電電(株)(DDI)と日本移動通信(株)(IDO)向けに、IMT-2000の世界標準方式の1つである“cdma2000”実験システムの基地局を共同で開発した。新会社では、次世代移動通信システム市場をターゲットに、企画・分析・設計・研究開発を共同で行なう。当面はIMT-2000の基地局を中心としたインフラ開発を行ない、その後はIMT-2000からの派生システムである事業者向けワイヤレス通信システムやWLL(ワイヤレス・ローカル・ループ)システムなどを開発するとしている。

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