このページの本文へ

米SCO、ウェブベースのアプリケーション管理ツール『Tarantella』をLinuxに対応

2000年02月03日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本SCO(株)の2月3日の発表によると、米SCO社は2月2日(現地時間)、ウェブベースのアプリケーション管理ツール『Tarantella』の対応プラットフォームとしてLinuxを追加した。

Tarantellaは、WindowsやUNIX上で稼動するアプリケーションソフトを、ウェブブラウザー経由でリモートコントロールする機能を提供するソフト。サーバーベースのWindowsやUNIX、メインフレーム上のアプリケーションを運用する大規模な企業を対象とした『Tarantella Enterprise II』と、小規模な部門やワークグループを対象とした『Tarantella Express』の2製品がラインナップされている。

Linux版Tarantella Expressは、5ユーザーライセンスで745ドル(約8万円)、Linux版Tarantella Enterprise IIは、25ユーザーをサポートするマルチサーバーパッケージで4925ドル(約53万円)。2000年第2四半期より順次出荷される。

米SCOは今回の発表に伴ない、TurboLinux、OpenLinuxおよびSuSE Linuxに対して、Tarantellaを提供していくと発表した。米SCOは、米TurboLinux社、米Caldera Systems社、独SuSE社の3社と協力して、各社が提供するLinuxディストリビューションに対応するTarantellaを提供していく。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン