日本電気(株)は26日、'99年10月18日に発売した『VALUESTAR NX』省スペースモデル(TVモデルを含む)のうち、12月中旬までに製造した製品の一部において不具合を発見したことを明らかにした。
該当製品は、『PC-VC46H1』『PC-VC500J1』『PC-VC550J1』『PC-VC600J1』『PC-VE46H1』『PC-VE500J1』『PC-VT500J1』の7機種のうち、製造番号が“9X”“9Y”“9Z”で始まる製品の一部。該当する約8万6千台のうち、電源ダウンや異臭・発煙を伴う事態に至る可能性のある不具合が発生するのは約4千台になると見込まれている。
該当製品の“VALUESTAR NXシリーズ” |
同社では、ロット不良の電源ユニットが混入したことが原因で電源が入らなくなり、場合によっては異臭や発煙を伴う可能性があると報告している。なお、万が一発煙に至った場合でも、破損は電源ユニット内の範囲にとどまり、発火などそれ以上の被害には至らないことを確認されているとしている。なお、同時発売したマイクロタワーモデルの『VALUESTAR
U』、およびノートパソコンにおいては、全機種において問題が発生しないことが確認されている。
同社では、ウェブ上での情報公開を行なうとともに、電話による問い合わせ、全国110拠点のNECカスタマーサービス・サービスステーションにおける対応を実施、ユーザーからの申し出に基づき無償修理を行なう。
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