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米S3とTransmeta、Linuxベースのインターネット機器の開発で提携

2000年01月21日 00時00分更新

文● 編集部

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米S3社は現地時間の20日、米Transmeta社と同社製の『Crusoe(クルーソー)』プロセッサーを搭載したインターネット機器の設計と製造において提携したと発表した。これによりS3は、x86互換でLinuxベースのCrusoe搭載機器を、同社のインターネット製品ファミリーの一部として販売するという。Transmetaのジム・チャップマン(Jim Chapman)マーケティング担当上級副社長は、「消費電力が低く、処理速度と機能に優れたCrusoeプロセッサーをベースに、真のLinuxベースのインターネット機器の市場投入に向けて、S3は飛躍的な一歩を踏み出すでしょう」とコメントし、S3のアンディ・ウルフ(Andy Wolfe)テクノロジー・チーフ・オフィサーは「最近の一連の買収に加え、Transmetaのようなテクノロジーリーダーとパートナーシップを結ぶことで、S3はデジタルオーディオ、ホームネットワーキングおよびインターネットアプライアンスなどの急成長市場でリーダーシップの維持に注力することができます。今後もこの勢いを継続し、さらなる買収を実行したいと考えています」と語っているという。

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