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NECと東映、デジモンの春映画でメディアミックスキャンペーンを展開

2000年01月20日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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日本電気(株)と東映(株)、東映アニメーション(株)は20日、今春公開される東映劇場アニメ『デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』について“BIGLOBE/2000春 東映アニメフェア デジモンアドベンチャー メディアミックスキャンペーン”を実施すると発表した。

キャンペーンサイトのトップページ。デジモンは、(株)集英社『月刊Vジャンプ』でマンガの連載、フジテレビ系でTVアニメを毎週日曜日に放映している。(c)本郷あきよし・東映アニメーション
キャンペーンサイトのトップページ。デジモンは、(株)集英社『月刊Vジャンプ』でマンガの連載、フジテレビ系でTVアニメを毎週日曜日に放映している。(c)本郷あきよし・東映アニメーション



デジモンは、主人公が友人や仲間のモンスターと共に、インターネット上の仮想空間や現実世界に出現した悪のモンスターを退治するというストーリーで、マンガ雑誌やTV番組で子供たちから支持を得ている。映画は3月4日封切りで、全国の東映系劇場で公開が予定されている。原案は本郷あきよし氏。東映は同映画に対し、15億円以上の配給収入を期待している。

今回発表されたキャンペーンでは、NECのインターネット総合サービス“BIGLOBE”上で、同映画の専用サイトを1月22日に立ち上げ、クイズやゲームなどのサービスを展開する。同サイトはオープンで、BIGLOBE会員以外も利用できる。専用サイトで行なうキャンペーンのサービスメニューは、以下のとおり。そのほか、親子ペアチケットやグッズがあたるプレゼントも用意する。

1月22日~2月22日
・映画情報の公開
・クイズ
・インターネット割引券の発券
3月4日から4月18日
・映画のストーリーと連動し、電子メールを使った視聴者参加型ゲーム(詳細は非公開)
・関連する音楽パッケージCDの視聴と販売(決済はクレジットカードと代金引換、通販サービスの運営主体はNECインターチャネル(株)が担当)

東映 取締役の岡田祐介氏(左)と、NEC専務取締役の吉川英一氏(右)。デジモン商品は玩具の正月商戦でライバルのポケットモンスター商品を抜く勢いと、東映関係者 東映 取締役の岡田祐介氏(左)と、NEC専務取締役の吉川英一氏(右)。デジモン商品は玩具の正月商戦でライバルのポケットモンスター商品を抜く勢いと、東映関係者



映画の劇中では、TV番組で登場しているメインマシン以外、登場するパソコン全てが『NEC PC98-NX』シリーズになっており、さらにプロバイダーとしてBIGLOBEを使用するシーンが用意されているという。東映 取締役の岡田祐介氏は、インターネットを、TVや紙媒体に続く第3の宣伝媒体ととらえ、NECと相互理解を深めたいと語り、両社の今後の提携についても前向きな姿勢を示した。

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