デル、SXGA+対応ディスプレーとSpeedStepテクノロジ対応Pentium III搭載ノートパソコン『Inspiron 7500』など4機種を発売
2000年01月19日 00時00分更新
デルコンピュータ(株)は19日、ノートパソコン『Inspiron 7500』シリーズに、インテル社のSpeedStepテクノロジ対応
Mobile Pentium III-650/600MHz版と、SXGA/SXGA+(プラス)対応の15インチTFTディスプレーを搭載した4機種を追加し、販売を開始した。
基本となる4機種は、Mobile Pentium III-600MHzと15インチSXGA+ディスプレーを組み合わせた『Inspiron
7500 G600VT』、ディスプレーを15.4インチSXGAディスプレーにした『同
G600YT』、Mobile Pentium III-650MHzに15インチSXGA+ディスプレーを組み合わせた『同
G650VT』、15.4インチSXGAの『同 G650YT』。
15インチSXGA+液晶ディスプレーを搭載した『Inspiron 7500 G650VT』 |
各機種とも、チップセットは440BX AGPsetで、ビデオコントローラーにカナダのATIテクノロジーズ社製ATI
RAGE Mobility-Pを採用(ビデオメモリーは4MBあるいは8MBを搭載)。ディスプレーはTFT液晶パネルを採用し、15インチのSXGA+タイプと15.4インチのSXGAタイプの2種類が用意される。SXGA+タイプは、1400×1050ドット約26万色(ビデオメモリーが8MBの場合、4MBでは約6万5000色)の表示が可能で、SXGAタイプは、1280×1024ドット約26万色の表示が可能。最大で、RAMは512MB、HDDは25GBを内蔵できる。ポインティングデバイスは静電式タッチパッドを採用。
また、最大24倍速CD-ROM+FDドライブ一体型、同32倍速一体型、6倍速DVD-ROM+FDドライブ一体型、6倍速DVD-ROM+LS-120ドライブ一体型、書き換え4倍速のCD-RW+FDドライブ一体型の5種類のモジュールを選んで装着できる、本体前面左のコンボベイに加えて、セカンドHDDやZipドライブなどの機器を内蔵できる“MegaBay(メガベイ)”を本体前面右に用意。最大で4個の機器を内蔵できる(4スピンドル)という。
OSは、Windows 98 Second Edition、あるいはWindows NT 4.0 Workstation (SP5)。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、最大で3時間の駆動が可能。本体サイズは、幅327×奥行き266.7×高さ63.5mmで、重量は4.03kg。
価格は、Inspiron 7500 G600VTのベーシックAモデルが、15インチSXGA+ディスプレー、64MBのSDRAM、4.8GBのUltra
ATA/33対応HDD、4MBのビデオメモリー、最大24倍速のCD-ROMドライブ(FDD一体型)、Windows
98を搭載して、36万3800円。ディスプレーが15.4インチSXGAになると、38万3800円となる。プロセッサーが650MHz版のG650VTのベーシックAモデルは37万3800円。SXGAモデルは39万3800円。