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富士通、マルチメディア用途向け次世代メモリー“FCRAM”のサンプル出荷を開始

2000年01月19日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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富士通(株)は18日、動作クロック200MHzの次世代メモリー“FCRAM(Fast Cycle RAM)”のサンプル出荷を開始した。サンプル価格は4200円。

今回、出荷が開始されたFCRAMは、'98年6月に発表された同社の独自技術。チップの内部で同時動作するメモリー領域を従来型DRAMよりも少なくすることで、低消費電流動作を可能とした。0.2μmプロセス技術で製造され、電源電圧は2.5Vで動作する。

FCRAMコアには、クロックの立ち上がり時および立ち下がり時の両方でデータの読み書きを行なうDDR(Double Data Rate)インターフェースを採用。これによって毎秒400Mbitのデータ転送速度を実現し、グラフィックスやマルチメディア用途にもパフォーマンスを発揮するという。

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