(株)アスキーは、エンタテインメント系出版部門を、100パーセント子会社である(株)アスキービジュアルエンタテインメントに営業譲渡すると発表した。
同社のエンタテインメント系出版部門は、『週刊ファミ通』をはじめとするゲーム専門誌や書籍の出版、およびコンピューターゲームソフトの開発、販売などを主な事業としている。'99年3月実績における部門全体の売上高は約160億円で、これは同社全体の売上高の40.3パーセントを占める数字。
アスキーとアスキービジュアルエンタテインメントは、今月下旬までに正式な営業譲渡契約を締結し、4月1日に営業譲渡を完了するという。また、アスキービジュアルエンタテインメントはこの営業譲渡を受けて、商号の変更を予定している。