(株)コーシングラフィックシステムズは13日、ソニー(株)の犬型ロボット『AIBO』のコントロール用ソフト『iコマンダー』を発売した。
『AIBO』は、特定の音階に反応する機能があり、“サウンドコマンダー”というスピーカー内蔵のリモートコントローラーが付属している。『iコマンダー』の対応OSはMac
OS8.1以上で、パソコンの画面でコマンドを指定し、パソコンのスピーカーから音階を再生しAIBO本体に命令を伝えることで、このコントローラーの役割をソフトで行なうというもの。また、このソフトを用いることで、AIBOの動作1つ1つに対し、好みの名前を付けることができる。
さらに、AIBOにあらかじめ用意されている全動作のなかから、任意の動作を最大50ステップまで事前にプログラムでき、実行させることができる。また、音声認識機能を搭載しており、マイクを使ってAIBOに命令を伝えることもできる(English-Speech
Recognitionのインストールが必要)。ただし、認識できる言語は英語のみで、対応する動作は立て/座れ/伏せ/充電姿勢など、8つのみ。
そのほか、AIBOの成長を記録できるパスワードロック付きの日記機能などを搭載する。同社サイトのオンライン販売コーナーで販売され、価格は1万500円。
『iコマンダー』の画面例。なお、この操作パネルの色は変更が可能で、タンジェリン/ストロベリー/グラファイトなど『iMac』の筐体で採用されているカラー6色および、Macintoshのウィンドーカラーの基本色であるプラチナグレーのから選択する |