日本電気(株)は13日、複合プリンター『MultiSpart(マルチスパート)3500』『同S』を発表した。『MultiSpart3500』はプリンター機能およびコピー機能を、『同S』はそれに加えてスキャナー機能を併せ持つ。価格は、MultiSpart3500が85万円、同Sが99万8000円。出荷は1月28日から。
MultiSpart3500 |
プリンター機能は、基本解像度600×600dpiで、ソフトウェア補正による1500dpi相当の出力が可能。A3からA5までのサイズに対応している。A4サイズ横の場合、毎分35枚を出力可能。ソートなどの複数部の印刷にも対応している。オプション機器の増設により、ステープル、パンチなども自動化できる。
コピー機能は、600dpiのデジタルコピー機に相当。A3までのサイズに対応している。
MultiSpart3500Sは、10BASE-T/100BASE-TX自動認識のLANアダプターを装備している。同製品に搭載のスキャナー機能は、ネットワークに対応。読み込んだ原稿を、そのまま電子メールで送信できる“ワンタッチドキュメントメール”機能、指定のフォルダーに自動的に格納する“ワンタッチドキュメントスキャン”機能を装備している。これらの機能により、紙文書の配布工程および通信コストの削減、ファイルスペースおよび紙資源の節約ができるという。
標準でトレイは1段。サイズは幅616×奥行き707×高さ680mm、重さ50kg。