ラスベガスで9日(現地時間)まで開催の、2000 International CESでは、米サン・マイクロシステムズ社が、インターネット皿洗い機、冷蔵庫、コーヒーメーカーなどを展示して、ネットワークに接続することの便利さを訴えていた。
サンの家庭向けインターネット端末。家族それぞれがログインして、自分だけの情報を持つことができる |
キッチンを模した部屋に置かれていた“インターネット皿洗い機”。うちにいなくてもちゃんと皿洗いが終了したかどうかわかるのだそうだ |
同じくキッチンに置かれていたインターネットコーヒーメーカー“Online Mr. Coffee”。家のどこからでもコーヒーの状態がわかるとのこと |
こちらは“インターネット冷蔵庫”。バーコードスキャナーがついていて、食料品を出し入れするときにバーコードをスキャンすることで、“在庫管理”ができるようになるという。なくなったもののオーダーも可能になるとか。ドア右にあるディスプレーは取り外し可能 |
冷蔵庫のドアにはまっていた端末がこちら。無線LANでネットワーク接続され、スタンドにたてると充電される仕組み |
これらのネットワーク接続された製品にはもちろんサンのJava技術が使われているのだが、一般の人向けにJavaの説明は難しいと考えたのか、ブース内ではあまりJavaのロゴを見たりすることはなかった。
サンの家庭向けネットワーク製品の提案で、インテルやマイクロソフトのものと異なるのは、ネットワークに接続されたビデオカメラを使って、親が子供を常に監視できることをアピールしていた点だ。このあたり、子供に対する日米の意識の差かもしれないが、果たしてそこまで必要なのかという気がしないでもない。
ネットワークにアクセス可能な電話と連動したホームセキュリティーシステム。ドアの近くで電話に暗証番号を入れてロックを解除する |