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EIAJとJEIDA、合同新年祝賀詞交歓会を開催--明るさを取り戻しつつあるエレクトロニクス業界

2000年01月06日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也/伊藤咲子

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(社)日本電子機械工業会(EIAJ)と(社)日本電子工業振興協会(JEIDA)は6日、都内で合同新年祝賀詞交歓会を開催した。

EIAJ会長の庄山悦彦氏(日立製作所 社長) EIAJ会長の庄山悦彦氏(日立製作所 社長)



冒頭、EIAJ会長の庄山悦彦氏(日立製作所 社長)が開会の挨拶を行なった。庄山氏は、まず西暦2000年問題について、「特に大きな問題がなく、年を越したことをまずもって慶びたい。ご指導いただいた政府関係者、年末年始に万全の体制で臨まれた会員各社の皆様方に、改めてお礼を申しあげる」とした。

また今年の景況感について、2000年(2000年4月~2001年4月)の電子工業生産は3.8パーセントのプラス成長と本格的な回復傾向に入るものとし、「エレクトロニクス業界は、かなり明るさを取り戻しつつあると実感している」と語った。この予測値は、EIAJが昨年末に発表した、“2000年電気工業生産見通し”によるもの。

両団体は昨年春に、平成12年度(2000年4月~2001年3月)実施をめどに業務を統合という発表を行なった。今交歓会では、庄山氏の開会挨拶で「映像・情報・通信の融合は企業、業界団体のあり方を基本的なレベルで問い直している」と触れられたに止まった。

JEIDA会長の秋草直之氏(富士通 社長)。2000年問題が峠を越したことについて、「お客様のご理解のおかげ」 JEIDA会長の秋草直之氏(富士通 社長)。2000年問題が峠を越したことについて、「お客様のご理解のおかげ」

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