米ソニーエレクトロニクス社は現地時間の5日、米ラスベガスで開催されている“2000 International CES”において、SDMI(Secure Digital Music Initiative)規格に準拠したポケットサイズの携帯型オーディオプレーヤー『Network Walkman(NW-E3)』を発表した。再生可能なデータ圧縮形式はMP3で、著作権保護技術“OpenMG”に対応する。
『Network Walkman(NW-E3)』 |
本体に64MBのフラッシュメモリーを内蔵。現在再生しているトラックナンバーを表示するLCDモニターを搭載する。サイズは幅80×奥行き14×高さ31mmで、重さは44.8g(電池含む)。単4電池(AAA)1本で動き、最大駆動時間は約5時間。
4月にアメリカで発売され、価格は330ドル(約3万4600円)。なおソニー(株)によれば、「国内での販売については検討中」という。国内では、昨年末にメモリースティックを記録媒体とした『メモリースティックウォークマン』を発売したほか、今月15日には64MBのフラッシュメモリーを内蔵したペン型プレーヤー『MC-P10』を発売する予定。これらは再生可能なデータ圧縮形式として、MP3のほか、ATRAC3にも対応している。