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インテル、ヴィーナスフォートでクリスマスコンサートを開催--小さなサンタ20人による交響曲第九番

1999年12月24日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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インテル(株)は23日、“~リトルサンタ楽団からの贈り物~ インテル クリスマスコンサート”を開催した。小学生20人がサンタクロースに扮し、『ベートーベン交響曲第九番 歓びの歌』など全5曲をパソコンを使って演奏した。クリスマスイブ前日のこの日、会場となったお台場・ヴィーナスフォート内教会は、クリスマスを控えカップルや親子連れで身動きが取れないほどにぎわった。

コンサート会場の全景
コンサート会場の全景



今回のコンサートは、同社が行なっている社会教育事業“インテルPCスクール”の一環。今回は、パソコンに接する機会の少ない小学生を対象に、クリスマスコンサートを通じてパソコンに親しんでもらおうというもので、同スクールとして初めてイベントと連動させたという。

コンサートの主役となった子供たちは、一般公募により選出された東京近郊に済む小学生。3~4年生を中心に、男の子15人・女の子5人の計20人で“リトルサンタ楽団”を結成した。楽団の指揮者は、同社広報室長の阿部剛士氏。子供たちは今月19日、インテルの社屋に集合、富士通(株)とソニー(株)のノートパソコンを使ってパソコンの基本操作について事前に勉強した。

リトルサンタ楽団。今回の企画は子供たちにも好評で、「使ったパソコンを自宅に持って帰りたい」という子も
リトルサンタ楽団。今回の企画は子供たちにも好評で、「使ったパソコンを自宅に持って帰りたい」という子も



19日の事前学習で子どもたちは、(株)インターネットのDTMソフト『Singer Song Writer Light 2.0』を使って主旋律をノートパソコンに記憶。当日は、これをベースに、ラムズ(株)のDTMソフト『ドレミBOX』で効果音を加えて音楽を盛り上げた。

左から土井輝(ひかる)君、喜世美さん、昇(のぼる)君。右端は、今回指揮者を務めたインテル広報室長の阿部剛士氏。阿部氏は特に音楽の経験はなく、「今回、子供たちと一緒に勉強しました」という
左から土井輝(ひかる)君、喜世美さん、昇(のぼる)君。右端は、今回指揮者を務めたインテル広報室長の阿部剛士氏。阿部氏は特に音楽の経験はなく、「今回、子供たちと一緒に勉強しました」という



リトルサンタ楽団でも目立っていた双子の兄弟、土井昇(のぼる)君と輝(ひかる)君に、コンサートのできばえを聞いたところ「100点! 」とか。お母さんの喜世美さんに感想を伺ったところ「良い経験になったと思います。小学生向けのパソコンやインターネットの情報が、もっと増えるといいですね」と語った。

同社は引き続き、春夏冬の長期休暇ごとに子どもを対象としたパソコンスクールを開講。こうしたイベント連動型のものも企画していきたいという。

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