東京・渋谷駅前の商業ビル“QFRONT”6階に17日、カフェ&バー“UBUSUNA(ウブスナ)”が開店した。経営は、同ビル内に6番目の拠点校“bit
valley=shibuyaデジハリ”を設けた、デジタルハリウッド(株)。店名となっているUBUSUNAは、漢字で表記すると“産土”で、その人の故郷または故郷の神という意味。情報の交換の場、人と人との出会いの場として同店が発展するよう名付けたという。
UBUSUNAのロゴと、イメージマーク |
UBUSUNA店内より。写真右はデジタルハリウッド エンタテイメント事業室室長の小やなぎ正之氏。“やなぎ”という漢字は、“きへん”に“夕”と“卩”を組み合わせたもの |
UBUSUNAの営業時間は、午前10時から午後11時までで、午後19時まではティータイム、それ以降はバータイムとなっている。カウンター、テーブルを合わせて約40席、立食形式では70名を収容できる広さとなっている。VJ/DJブースや、ギャラリースペースも用意しており、企画展やイベントスペースの会場としても機能させたいという。また今後は、モジュラージャックや電源を店内に複数用意し、来店した客に開放する予定。
UBUSUNA店内のVJ/DJブース。ちなみに現在、ギャラリーでは、グラフィックデザイナー青木克憲氏、寄藤文平氏による、デジハリの新ロゴ・マークのデザイン案を紹介している |
夜のバータイムは会員制を採用。入会資格として、20歳以上を前提に、デジタル業界で働くビジネスマンや、デジタルクリエーター、またそうした志を持つ人のみに限定している。
会員は、オープンした17日より約1ヵ月間に渡って重点的に募集し、その後は会員による口コミを中心に交流の輪を広げたいという。会員数、会員目標数は非公表。なお、2000年1月中旬までは、昼夜を問わず広くオープンにしている。
写真の彼女が手にしているのは、クリームあんみつ風デザートに甘いカリカリ梅をあしらった『赤梅クリーム』と、ライチリキュールのディタ(DITA)を使ったカクテル『チャイナブルー』 |
『赤梅クリーム』(600円)と、『チャイナブルー』(700円)のアップ |
メニューは、“疲れた体を癒す”ことをコンセプトに、ドリンクのほか、あんみつやパフェといった甘味、おにぎりや肉入りきんぴら、玉子焼きといった軽食を用意。高くても数百円と、手頃に設定されている。
画面中央下より時計回りに、『玉子焼き』(500円)、『おにぎり』(2個400円)、『デジハリ小鉢』(3個600円)、『チャイナブルー』、『ワインクーラー』(700円)。編集部おすすめは、『デジハリ小鉢』の一品、豆みそチーズ。辛めの味付けがアルコールにぴったり |
スタッフのユニフォーム。左肩にはUBUSUNAのマークが |