松下電気産業(株)は、ノートPC“Let's note”A4サイズオールインワンモデルの企業向け新製品『CF-L1S』を12月20日に発売する。
A4サイズの企業ユーザー向け“Let's noteシリーズ”『CF-L1S』。本体外側にマグネシウム合金、アルミニウム合金を採用し、堅牢性を強化している |
CF-L1Sは、企業ユーザー向けのA4サイズオールインワンモデル。100BASE-TX/10BASE-T対応のLANインターフェースと、56kbpsモデム(V.90/x2対応)を内蔵。LAN経由でPC遠隔地にあるPCをパワーオンできる“Wake
up機能”を搭載する。
CPUにモバイル Intel Celeron-400MHzを採用し、メモリーを64MB(SDRAM)、HDDを6GB(Ultra
ATA対応)搭載。ディスプレーは、13.3インチTFTカラー液晶(1024×768ドット/1600万色)を装備する。
本体側面部に着脱式の24倍速CD-ROMドライブを装備しており、別売オプションの拡張バッテリー『バッテリーパックアダプターセット
CF-VZSU14PKJ』(3万5000円)と付け替えることも可能。標準バッテリーは本体裏面に装着する仕組みで、駆動時間は3時間。拡張バッテリーを併用すると、最大7時間となる。さらに、USB接続の外付けFDD(1.44MB/1.2MB/720KB対応)を同梱する。
また、本体後部や側面に、赤外線通信ポート(IrDA1.1準拠)、USBポート、モデムジャック、パラレルポート、シリアルポート、外部ディスプレー端子、PCカードスロット(TypeII×1)を装備している。
ポインティングデバイスである“スマートポインターIII”は、4角のタップに各アプリケーションの起動やWindows操作を登録できる。製品出荷時は、左上タップに“Eメール”、左下に“インターネット”があらかじめ設定されている。
堅牢性を強化するため、液晶天面部にアルミニウム合金を、筐体底部にマグネシウム合金を採用しているほか、HDD内部も車のクッション材質である衝撃吸収材“ポロン素材”で保護されている。
本体サイズは、幅297×奥行き236.5×26.3mm、重量は1.97kg。
OSはWindows 98 Second Edition。画面上のアイコンをクリックするだけで、同社の統合インターネット接続サービス“Hi-HO”への接続設定を自動で行なえる“インターネットスターター”や、イラスト入りのメールを作成/送受信できる“イラストメール”、ユーザーの年齢/性別に合わせたおすすめホームページを紹介する“ウェブナビゲーター”などが付属する。
価格はオープンプライスで、推定小売価格が27万円前後。
CF-L1Sの主なスペックは以下の通り。
品番 |
CF-L1S |
CPU |
モバイル Intel Celeron-400MHz |
チップセット |
Intel 440MX chipset |
メモリー |
64MB SDRAM(最大192MB) |
グラフィック |
SILICON MOTION Lynx EM4 |
HDD |
6GB(Ultra ATA) |
CD-ROMドライブ |
24倍速(着脱式) |
FDD |
USB対応外付け型(1.44MB/1.2MB720KB) |
ディスプレー |
13.3インチTFTカラー液晶(1024×768ドット/1600万色) |
サウンド |
PCM音源、ステレオスピーカー内蔵 |
PCカードスロット |
TypeII×1(CardBus対応) |
インターフェース |
赤外線通信ポート(IrDA1.1準拠)、USBポート、モデムジャック、パラレルポート、シリアルポート、外部ディスプレー端子 |
LAN |
100BASE-TX/10BASE-T |
内蔵モデム |
56kbps(V.90/x2対応) |
バッテリー駆動時間 |
標準バッテリー:3.5時間、標準バッテリー+拡張バッテリー:7時間 |
本体サイズ |
幅297×奥行き236.5×26.3mm |
重量 |
1.97kg |
OS |
Windows 98 Second Edition |