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米マイクロソフトと米TI、プログラマブルDSPによる“Windows Media Format”などのサポートを発表

1999年12月09日 00時00分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)と日本テキサス・インスツルメンツ(株)の9日付けの発表によると、米マイクロソフト社と米テキサス・インスツルメンツ社(TI)は7日(現地時間)、TIのプログラマブル・デジタル・シグナル・プロセッサー(DSP)とマイクロソフトの“Windows Media Format”および“Digital Rights Management(DRM)”技術を統合することで協力していくと発表した。TIは同社のユーザーである携帯機器メーカーに対し、“Windows Media Format”と“DRM”を追加料金なしでライセンス供与することを計画しているという。なお、“Windows Media Format”をサポートしたTIのプログラマブルDSPの評価版は、2000年1月初旬から提供される予定。

今回の両社の協力による製品はソフトによるアップグレードが可能という。“Windows Media”により、CD音質並みの音楽を作成し、他のフォーマットと比較して、最大で2倍のデータをポータブルオーディオプレーヤーに保存できるようになるという。また、透かしや 暗号化・複号化などのセキュリティー手段をコンパクトディスク、電子音楽配信(EMD)、パソコンホスト、ポータブルプレーヤーに組み込むことで、コンテンツ所有者の権利保護を目指す“Secure Digital Music Initiative(SDMI)”のガイドラインに準拠しているとしている。

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