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コンピュータ・アソシエーツ、サポート業務支援ソフト『ServiceIT』日本語版を発売

1999年12月09日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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コンピュータ・アソシエーツ(株)は8日、ヘルプデスク支援ソフトウェア『ServiceIT(イット)4.32 Workgroup Edition』日本語版を発表、同日より出荷を開始した。電子メールによる問い合わせと回答をデータベースに蓄積し、同様の質問に対して迅速に対応することができるようになるという。中規模の企業やコールセンターをターゲットとし、機能を単純化して価格を抑えた、としている。



ServiceITは、中堅企業の社内ヘルプデスクや、中規模コールセンターにフォーカスしたサポート業務支援ソフト。日常業務において交わされた問い合わせと回答をデータベースに蓄積し、情報を共有するナレッジマネージメント的な機能を持つ。同様の問い合わせがあった場合には、データベースを参照して回答を自動的に表示する。

問い合わせの文章を解析して回答を出力したところ
問い合わせの文章を解析して回答を出力したところ



問い合わせを電子メールで受け付けると、ソフトが文章中のキーワードをピックアップしてデータベースを検索し、近いと思われる過去の回答を画面に出力する。該当する答がなかった場合、より詳しい担当者に転送するといった設定も可能。問い合わせに対し、回答はすでに済んだのか、あるいは保留になっているのか、といったログ情報を管理する機能も搭載した。回答システムはウェブでユーザーに公開することも可能だ。

同社では、情報の共有、検索機能により回答スピードがアップする上、ログ情報の管理により問い合わせを放置することもなくなり、業務の効率化に役立つ、としている。中小規模業務向けのパッケージとしたため価格を抑えたとのことで、担当者3人版が100万円、5人版が150万円となっている。

対応OSはWindows 95/98/NT 4.0。またデータベースはSQL Server 6.5とAccessをサポートしている。

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