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メディアラボ、『Linux MLD』の最新バージョンを発売

1999年11月12日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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メディアラボ(株)は、オペレーティングシステム『Linux MLD』の最新バージョン『Linux MLD 4』(Linux Media Lab. Distribution Release 4)を12月10日に発売する。価格は8800円。



同製品は、初心者でも容易に導入できるよう“全自動インストーラー”を搭載している。FATへのインストール時には、少ないHDD容量で必要最低限の機能のみインストールできる“コンパクト版”か、“標準版”かを選択可能。

ログイン画面
ログイン画面



コンパクト版では日本語入力環境としてCannaが、標準版ではWnnがインストールできる。インストール時に各種カードや周辺機器などの各種デバイスを自動認識し、パーティションの切り直しも不要。ext2の場合は空いているパーティションにインストールできる。

ブート方式は、フロッピーディスクからのブート、WindowsのMS-DOSモードからのブート、LILO(Linux Loader)からのブートに対応する。SCSI接続のMOドライブやDVD-ROMドライブからもブート可能。

Linuxカーネルのバージョンは2.2.12で、X Window SystemはXFree86 3.3.5-XTT。フリーウェアソフト約400本を収録している。Windows 95/98搭載のPC/AT互換機で動作する。



“コンパクト版”fvwm((Feeble|Featherweight|FUBAR|) virtual window manager)画面(左)と、“標準版”KDE(The K Desktop Environment)画面(右)

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