米国ノベル社は、8日(現地時間)、同社が次世代サーバーOSと位置づけるディレクトリーベースの『NetWare
5.1』のパブリックベータテストを世界同時に開始すると発表した。
『NetWare 5.1』は、Novell Directory Services(NDS)の最新バージョンNDS 8により、異機種混在の社内ネットワーク全体を管理できるだけでなく、その管理環境をインターネットに拡張することが可能。
『NetWare 5.1』には、ウェブベースアプリケーション開発ツール、IBM
WebSphere Application 3.0 Standard EditionとIBM WebSphere Studio Entry Editionが同梱され、Oracle
8iの5ユーザー版、およびウェブベースアプリケーション開発ツールのOracle
WebDBも同梱されており、フル機能のデータベースと統合できる。
『NetWare 5.1』のパブリックベータは、
http://www.novell.com/netware5/beta
で入手できる。同ソフトウェアを利用するライセンスはまもなくリリース予定のNovell
Software Evaluation Libraryにも含まれて、『NetWare 5.1』ベータソフトのライセンス料は15ドル(約1570円)、送料は別途必要。申し込みにはクレジットカードが必要。『NetWare
5.1』の正式版の提供時期と価格は後日発表される。