マイクロソフト、Windows 2000対応のアプリケーション開発ツール『Microsoft Visual Studio 6.0 Plus Pack』日本語版を12月中旬に提供開始
1999年11月10日 00時00分更新
マイクロソフト(株)は8日、Windows 2000対応のアプリケーション開発ツール『Microsoft
Visual Studio 6.0 Plus Pack』日本語版を12月中旬に提供すると発表した。
これは、アプリケーション開発ツール『Microsoft Visual Studio 6.0』ファミリー製品の追加コンポーネントで、Windows
2000に対応したアプリケーションを開発するもの。
Visual Studio 6.0 Plus Packには、Windows 2000対応のアプリケーションおよびCOM+の複数階層ソリューションを構築するためのツール“Windows
2000 Developer's Readiness Kit”、Windows 2000のインストーラーをベースとしたセットアップ作成ツール“Visual
Studio Installer”などが含まれる。また、開発者向けの情報提供サービス“MSDN
Library サブスクリプション”が1年間無料となるクーポン、『Microsoft
SQL Server 7.0 Developer Edition』やMSDE(Microsoft Data Engine)のサポートなども提供される。
対象は、Visual Studio 6.0ファミリー製品(Professional EditionまたはEnterprise
Edition)の登録ユーザーとMSDN(マイクロソフトデベロッパーネットワーク)会員となる。Visual
Studio 6.0 Enterprise Editionの登録ユーザーやMSDN会員には、Visual Studio Plus
PackのCD-ROMセットが自動的に送付される。そのほかの同ファミリー製品の登録ユーザーは、同社にファクスで申し込むことにより、有料で入手することができる。価格は5250円。
なお、上記したコンポーネントの1つである“Visual Studio Installer”は、同社のウェブサイトから無償でダウンロードすることもできる。