米アップルコンピュータ社は8日(現地時間)、米フューチャーパワー社とその親会社である韓国の大宇社に対して、『iMac』を模倣したとされるパソコン『E-Power』の販売差止めの仮処分が下されたと発表した。
『E-Power』は『iMac』に似たデザインで、ボディーの色も同様に5色から選べるが、OSにWindowsを採用しており、9月から販売されていた。
同社が10月下旬に販売差止めの仮処分を提訴したところ、11月8日にカリフォルニア州サンノゼ連邦地方裁判所が同製品の製造、流通、販売を禁止する仮処分命令を下す意向を示したという。
同社は、同様の提訴を'99年8月19日に米イーマシンズ社、'99年8月24日に(株)ソーテックにも行なっており、東京地方裁判所は'99年9月20日に、ソーテックに対して『e-one』の製造及び販売を禁止する仮処分を決定した。