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アクセス、組み込み向けTCP/IP開発キット『AVE-TCP 3.1 SDK』の新バージョンを発売

1999年11月05日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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(株)アクセスは、組み込み用途向けのTCP/IP開発キット『AVE-TCP 3.1 SDK』の新バージョン“Rel.2”を発売した。

同キットは、家電製品などにTCP/IPを組み込み、アプリケーションを開発するためのパッケージ。同社の組み込み向けTCP/IPプロトコルスタック『AVE-TCP 3.1』や全ソースコードが提供される開発環境により、TCP/IPの実装が迅速に行なえるという。

新バージョンでは、新たにFTP、Telnetなどのプロトコルを標準でサポートし、組み込み用のウェブサーバー『AVE-HTTPD』の評価版をバンドルした。

同キットはリアルタイムOS『μITRON』に対応。(株)日立製作所のRISCマイコン『SH-3』を搭載した、(株)日立超エル・エス・アイシステムズの組み込み用開発/評価モジュール『MS7709ASE01/SE01』での動作を保証しているため、標準的な環境に対応した開発が可能という。アクセスの組み込み用ブラウザー『NetFront』やメール(POP3、SMTP)、Java、SSLなど各種組み込みモジュールがセットになっており、各モジュールを組み合わせて統合アプリケーションを開発することができる、としている。UNIX、Windows NTなど各種サーバーとの接続性も確保されている。

価格は半年間のサポート込みで300万円。

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