電子商取引(EC)サイトの構築/運営サービスを提供するサイトデザイン(株)は11月1日、本格的なECサイトを低コストで構築/運営するためのソフト『コマースサイト・ビルダー』を8日に発売すると発表した。価格はオープンプライス(標準構成で200万円未満)。
EC事業へ参入しようとする企業や個人を対象としており、サイト構築/運用のための専門的な知識を持たないユーザーでもシステム構築やメンテナンスを行なえるという。日常的な更新作業、受注情報処理、会員情報管理などをサポートする管理機能を搭載する。
ECサイトの構築は、画面上のウィザードに従って入力することにより行なわれる。変更可能な業種別テンプレートも用意されている。模様替えや商品の入れ替えなどのためのウィザードでの入力値の変更のほか、機能拡張やカスタマイズも可能。
セキュリティーの面では、SSLに対応し、暗号化認証機能とWindows NT独自の認証レベルを併用する。CAFIS(クレジットカード会社の与信ネットワーク)を利用したリアルタイムのクレジットカード決済の利用が可能。
動作環境は、Windows NT 4.0 Server(Service Pack4以降)、Microsoft Windows NT Option
Pack、Microsoft Site Server 3.0,Commerce Edition、Microsoft SQL Server 7.0を搭載したシステム。
ECサイトの規模により、ECサイト独自運営用『スタンドアロン版』、ISPなどのコマースサイト・ホスティング・サービス事業者用『ISPホスティング版』、電子モール事業者用『モール版』の3つのパッケージで構成される。
オプションとして、C-HASやサイバーキャッシュなどに対応したリアルタイムクレジットカード決済コンポーネント“SD
Payment Component ver1.2”や、日本語自然検索コンポーネント、One To One対応ECシステム、
基幹システム連携コネクターコンポーネントが用意されている。