日本電気(株)は、インテル(株)が発表した『インテル Mobile Pentium IIIプロセッサ』を搭載する、個人向け/企業向けのノートパソコンを発表した。これは、18日に発表された個人向けノートパソコン“LaVie
NXシリーズ”と、14日に発表された企業向けノートパソコン“Versa
Proシリーズ”の一環。
LaVie NXシリーズの一環として発売されるのは、Pentium III-500MHz搭載のハイスペックノート、モバイルPentium
III-400MHz搭載のモバイルノート、モバイルPentium III-450搭載のコンパクトオールインワンノートの合計3機種。
ハイスペックノートは、128MBのSDRAM、18GBのHDD(UltraATA)、DVD-ROMドライブを搭載、1024×768ピクセル/1677万色の表示が可能な15インチTFTカラー液晶ディスプレーを備える。また、2つのUSBポートに加えて、光デジタルオーディオ出力端子、TV-Out端子(RCA端子、S端子)を装備しており、ゲームやDVDタイトルを家庭用テレビに出力して楽しめるようになっている。ビデオチップはS3社の『Savage/MX』をAGP接続で搭載、VRAMも8MB搭載するため、高品位の描画性能が期待できるという。
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| LaVieモバイルノート『LB400J/12』 |
モバイルノートは、新色スターシルバーの筐体で、12GBのHDD(UltraATA)、64MBのSDRAM、1024×768ピクセル/1677万色を表示可能な12.1インチTFTカラー液晶ディスプレーを搭載する。同シリーズの他機種と同様、USBポートを3ポート、PCカードスロットを2スロット装備している。標準添付のリチウムイオンバッテリーに加えて、別売の大容量リチウムイオンバッテリーや本体下部に装着するセカンドバッテリーを利用すれば、最大で約10時間の駆動が可能になるという。
コンパクトオールインワンノートは、12GBのHDD(UltraATA)、64MBのSDRAM、1024×768ピクセル/1677万色の表示が可能な14.1型TFTカラーTFT液晶ディスプレーを搭載する。本体カラーは新色“ミストシルバー”。USBを2ポート、TVに接続できるTV-Out端子を備える。
価格はオープン価格。実売予想価格は、LaVie NXシリーズのハイスペックノートが50万円弱、モバイルノートが30万円強、コンパクトオールインワンノートが30万円弱。
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| VersaPro NX指紋認証センサー内蔵タイプ |
企業向け“VersaProシリーズ”の一環として発売されるのは、モバイルPentium
III搭載のコンパクトオールインワンノート1機種と、モバイルノート1機種、ハイスペックノート2機種の計4機種。
コンパクトオールインワンノートでは、6GBのHDD(UltraATA)、64MBのSDRAMを搭載し、ディスプレーには1024×768ピクセル/1677万色表示の14.1インチTFTカラー液晶ディスプレーを採用している。価格は、OSにWindows
98かWindows 95を搭載するモデルが44万8000円、Windows NT 4.0を搭載するモデルが46万8000円。
モバイルノートは、モバイルPentium III-400MHzを搭載する。64MBのSDRAM、6GBのHDD(UltraATA)、1024×768ピクセル/1677万色表示可能な12.1インチTFT液晶ディスプレーを搭載する。搭載OSがWindows
98とWindows 95の2モデルで、価格は両モデルとも35万8000円。
ハイスペックノートは、モバイルPentium III-500MHz搭載機種と、同450MHz搭載機種の2機種が発表された。今回新たに、フリーセレクションで追加することにより指紋認証装置が本体に内蔵可能になった。ワイヤレス通信機能は従来同様追加できる。
モバイルPentium III-500MHz搭載機種は、64MHzのSDRAM、12GBのHDD(UltraATA)、最大24倍速のCD-ROMドライブ、1024×768/1677万色表示可能な15インチTFT液晶ディスプレーを搭載する。価格は、Windows
98/95搭載モデルが63万円、Windows NT 4.0搭載モデルが65万円。
モバイルPentium III-450MHz搭載機種は、64MHzのSDRAM、12GBのHDD(UltraATA)、最大24倍速のCD-ROMドライブ、1024×768/1677万色表示可能な14.1インチTFT液晶ディスプレーを搭載する。価格は、Windows
98/95搭載モデルが52万円、Windows NT 4.0搭載モデルが54万円。
