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ゲートウェイ、'99年第3四半期の利益は過去最高の120億円

1999年10月22日 00時00分更新

文● 編集部 鹿毛正之

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日本ゲートウェイ(株)は、米ゲートウェイ社が20日(現地時間)に発表した'99年第3四半期決算(7月~9月)を明らかにした。これによると、売上高は21億8000万ドル(約2300億円)で、前年同期に比べて21パーセントの増加となった。純利益は40パーセント増の1億1320万ドル(約120億円)を記録し、これは同社における第3四半期の利益としては、過去最高の金額となった。同期における出荷台数は123万4469台で、前年同期比で39パーセントの増加となっている。

同社では売上と利益が好調に推移した要因として、アジア太平洋地域における売上高が前年同期比で57パーセントの大幅増を見せたことを挙げている。また、米国では第3四半期が学校の新年度にあたるため、学生需要をはじめとするホームユースでの売上が伸びたことも、要因の一つだという。

同社によると、非ハードウェア部門における売上高は年間ベースで10億ドル(約1050億円)の大台近くまで伸びているという。特に、インターネット接続サービスのGateway.netでは加入者数が第2四半期から50パーセント増の60万人に達し、高い成長率を示しているという。

今回の発表を受け、米ゲートウェイの株価は20日の52ドルから急進し、21日には62ドルと20パーセント近い値上がりを見せた。9月8日の株式分割以来、同社の株価は55.125ドルを最高に50ドル前半で揉みあっていたが、今回の業績発表は市場に好感を持って受け入れられたようだ(株価はいずれも現地時間の終値)。

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