このページの本文へ

アルプス社、ビル内の事業所名まで表示できる地図ソフト『ジオアトラス 2000』を発売

1999年10月22日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)アルプス社は、地図ソフト『ジオアトラス 2000』を11月26日に発売する。『ジオアトラス 2000 東京都』、『同 横浜市・川崎市』、『名古屋市』、『大阪市』の4タイトルが用意されており、価格はそれぞれ7800円。Windows 95/98/NT4.0対応。

『ジオアトラス 2000 東京都』パッケージ 『ジオアトラス 2000 東京都』パッケージ



ジオアトラス 2000は、地図データや検索用の情報データベースが最新のものに更新されたほか、ユーザーが所有する住所データを読み込んで地図に表示できる“インポート機能”、検索した名称や住所から直接インターネット検索を行なえる“ネット検索機能”などが追加された。インポート機能は、CSV形式の住所録データを読み込み、地図上の該当する場所に表示できる。データのインポートは1回につき最大100件までとなっている。ネット検索機能は、検索した名称や住所といった情報を、インターネットのサーチエンジン“goo”、“フレッシュアイ”、“excite”、“ライコス”、“infoseek”に送り、自動検索することで、検索した会社のホームページなどを確認できるというもの。

『ジオアトラス 2000』画面
『ジオアトラス 2000』画面



ジオアトラス 2000は、NTTの発行する職業別電話帳データ“タウンページデータベース”、住所と緯度経度で構成される“ジオコーディングデータ”、“地図データ”を収録する。これらのデータにより、名称や電話番号による検索、詳細な地図表示が可能となっている。地図データは、同社の『プロアトラス シリーズ』に収録されている“ワイドマップ”のほか、番地レベルまで表示する詳細ベクトル地図“タウンマップ”を新たに搭載する。タウンマップは、最大縮尺450分の1の詳細地図で、ビル内の各店舗の名称や電話番号まで収録しており、地図上の建物にマウスカーソルを置くと、建物内の事業所や店舗情報がポップアップ表示される。

そのほか、ジオアトラス 2000 東京都では、これまで23区内のみだった地図エリアを、多摩地区の一部まで拡大し、6500分の1の詳細地図を追加したという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン