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NTT東日本とNTT西日本、定額制IP接続サービスの試験提供を開始

1999年10月18日 00時00分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)(NTT東日本)と西日本電信電話(株)(NTT西日本)は18日、INSネットユーザー向けに、定額料金でインターネットに常時接続できる“IP接続サービス”を11月1日から約1年間試験的に提供すると発表した。同サービスはIPネットワークにおける新しい伝送技術、同社の設備への影響、需要動向などの検証を行なう試験的サービス。

同サービスでは、ユーザーが利用しているINSネット回線から、同社が提供する各ユーザー専用の電話番号にダイヤルすることにより、IPネットワークを介して、ユーザーが契約するインターネットサービスプロバイダー(ISP)に接続する。

同サービスを利用するには、月額8000円とINSネット基本料金、ISP利用料金、基本工事費1000円と交換機などの工事費1000円が必要となる。提供地域は東京エリアが新宿区、大田区、渋谷区で、大阪エリアが大阪市中央区、北区、吹田市。申し込み、問い合わせ受け付けは、18日に開始する。

同サービスとの接続を予定しているISPは、(株)インターネットイニシアティブ(IIJ)や三洋電機ソフトウェア(株)が運営する“SANNET”など、計26プロバイダー(10月18日現在)。

IIJでは、個人向けインターネット接続サービス“IIJ4U”に限って試験的に接続サービスを提供する。サービス開始時期は確定次第発表するという。なお、試験サービスにかかる費用は無料にする予定。ただし、基本料金や試験サービス回線以外での接続などの通常料金は必要。

SANNETでは、NTTに合わせて、定額制のインターネット常時接続サービスを試験的に開始する。サービス開始時期は東日本エリアが11月1日、西日本エリアが11月18日。料金は、個人ユーザーが加入料1980円、月額1980円、法人ユーザーが加入料4500円、月額4500円。

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