日本電気(株)は、現行の“VALUESTAR NXシリーズ”の新モデルと、新シリーズ“VALUESTAR
Uシリーズ”を発表した。本体カラーが従来のグレーからブルーグレーやミストホワイトに変更され、TVやDVDが楽しめる“TVモデル”も誕生した。“VALUESTAR
Uシリーズ”は、“VALUESTAR NX Rシリーズ”を引き継いだもの。
発表されたのは、“VALUESTAR NXシリーズ”では、省スペースLCDモデル4機種、省スペースCRTモデル2機種、TVモデル1機種である。新シリーズ“VALUESTAR
Uシリーズ”では、1機種が発表された。
“VALUESTAR NXシリーズ” |
いずれのモデルも、“SmartVoice”とヘッドセットマイクを標準添付し、音声での操作が可能となっている。また、スピーカーを内蔵したり、PCカードスロットやDVD-ROMドライブ(Pentium
III搭載機のみ)を搭載した。PCカードスロットを本体前面に配置したことで、デジタルカメラで撮影した画像など、データの取り込みが容易になっている。オプションのPIAFSカードを利用すれば、ワイヤレスでインターネットに接続することも可能だ。
“NXシリーズ”の省スペースLCDモデルは、本体がブルーグレーとミストホワイトになり、デザインも新たになった。CPUにPentium
III-600MHzを採用したモデルから、Celeron-466MHz採用のモデルまでの4機種のうち、上位3機種はDVD-ROMドライブを標準装備する。
同シリーズの省スペースCRTモデルは、DVD-ROMドライブを装備し、Pentium
III-500MHz搭載の1機種と、Celeron-466MHzを搭載する2機種。本体カラーはいずれもミストホワイトとなる。
TVモデルは、本体がブルーグレーで15インチTFT液晶ディスプレーを採用するタイプと、本体がミストホワイトで17インチCRTを採用するタイプの2機種。いずれもPentium
III-500MHzを搭載、DVD-ROMドライブも装備する。また、輝度や色度域の向上した“V-MODE”を搭載するため、テレビや地上波データ放送を見ることができる。ノンリニアビデオ編集ソフト『Ulead
Video Studio』を標準で付属するため、オプションのIEEE1394PCカードを利用すれば、デジタルビデオ編集も可能となっている。
価格はオープンだが、実売予想価格は10万円代半ばから30万円代後半。
“VALUESTAR Uシリーズ” |
“Uシリーズ”では、CPUをK6-2-450に強化しつつ、10万円以下という低価格を実現している。上位モデルでは13GBのHDDを用意、CD-RWドライブが搭載されている。
そのほか、従来製品と同様、ワンタッチでインターネットにアクセスできる“ワンタッチスタートボタン”のついたUSBキーボードを標準添付する。
価格はオープンで、実売予想価格は10万円以下から10万円代半ば。