(株)ノエルとトランス・コスモス(株)は14日、インディーズミュージック専門のセキュア・ダウンロード販売サイト“indiesmusic.com(インディーズミュージック・ドットコム)”を15日に開始すると発表した。25レーベル、71アーチストから748曲を提供し、半年後には1万曲以上を揃えるという。配信する楽曲単価の最多価格帯は100円~300円。決済手段としてプリペイド方式を採用する。従来の電子透かしによる著作権保護に加え、不正コピー防止機能を備えている。
同サイトは、CD発売日までを試聴期間として新譜楽曲を配布する“ニューリリース・プロモーション”、同じ曲であればバージョン違いを無償で提供する“フリー・バージョンアップ”、試聴期間を限定して旧譜楽曲の配布を行なう“デジタル・レンタル”などのサービスを備えている。
またファイルフォーマットや著作権保護、認証技術はマイクロソフト社の“Windows
Media Technology(ウィンドウズ・メディア・テクノロジー)”を採用。今後、SolidAudioやMP3などのフォーマットを追加するという。
プリペイド方式として、(株)ウェブマネーの“Web Money”と(株)デジタルチェックの“C-CHECK”を採用する。
ノエルは、CDの試聴ができる、インディーズミュージック専門のCD販売サイト“indies
musicbox(インディーズ・ミュージックボックス)”を'96年から運営している。新サイトでは、サイトの運営/管理、コンテンツの収集/管理、権利処理/収入配分管理を行なう。
トランス・コスモスは、新サイトにおけるダウンロード販売システムの構築やデジタルコンテンツ向けのデータベース開発支援を行なう。